【実は簡単】浜名湖でのチニング。ワーム編

チヌについて思考錯誤

かぼちゃと申します。

今回はワームを使ってのチニングについて書いていこうと思います。

ワームでのチニングのキーワード

ワームでチヌを釣るためのキーワードが3つあります。

オモリ(シンカー、ジグヘッド)

ワームでボトムを狙う際は、専用のラバージグは使わずナス型オモリの0.5号基準に潮に合わせて重くしていくようにしています。
専用品を使用しない理由は、重量と形からです。
チヌは主に食べるカニや貝などは魚に比べ動きも遅く吸い込むことよりも噛み砕くことに特化した口の構造になっています。
その為、バスやシーバスより吸い込む力は強くないと考えています。

結果として、専用ラバージグだと吸い込めずミスバイトが多発して釣りづらくなるイメージがあります。
ナス型オモリの場合は0.5号(約1.87g)から選べ、少し重くてもチヌがバイトした時にロッドを下げて送り込んであげれば後ろに倒れることが出来るので口の中にワームが入る確率が高くなるのではないかと思ってます。

ジグヘッドも同様に軽いものから使用していくといいと思います。
底に着くか着かないかのレンジをキープしてゆっくり巻ける重さがいいですね。
巻く速度によっても反応が変わることがあるので、ゆっくりで食い切らない時は竿先でアクション入れたり、少し重くして同じレンジを少し早く巻いてみたりするといいと思います。

流れ

流れについては上げ潮がいいと思ってます。

理由は、エサ場を目指すチヌが上げ潮に乗って移動していると考えているからです。
エサ場に向かう=活性が高い、と個人的には考えていて移動中に。
逆に、下げ潮には安心できる場所に帰るチヌが乗って移動していると思ってます。
エサであれば下げ潮でも狙えますが、ワームだと難易度が上がると考えています。

時間

朝マズメ夕マズメがいいです。
夏であれば潮が動いていれば釣れますが、寒くなってくると潮とマズメや夜が重ならないと難しくなってきます。
特に冬になると夜の満潮間際が狙い目になります。

各ワームの使い方

チニングで使うワームは大きく分けて2種類です。

クロー、クラブ系

エビやザリガニなどに似たワームになります。
ジグヘッド、ラバージグ、ナス型オモリでの直リグがおすすめです。

基本的にはボトムをズル引きでいいと思います。
リールをゆっくり巻いたり速く巻いたりして調整していきましょう。
チヌが居そうな場所では、ラインを張るか張らないかくらいのテンションをキープしてシェイクで誘うのもいいと思います。

同じワームでも素材の違いで浮力が違い浮くもの(フローティング)と沈むもの(シンキング)がある場合があります。
フローティングだと止めても潮流でゆらゆら動きやすくなるので自然とチヌを誘ってくれます。

スイミング系

スイミング系と書きましたが、魚や甲殻類(主にエビ)が逃げる様子を演出するようなワームになります。
クロー、クラブ系よりもシンプルな作りになっていますので飛距離が稼ぎやすいのも利点の一つです。

ジグヘッドとの相性がいいです。
通してくるレンジを少しずつ変えてチヌの意識している層を見極めましょう。
一投目は着水から着底までの秒数をカウントして少しずつ巻き始める秒数を短くしていくのが簡単だと思います。

おすすめのワーム

おすすめのワームをいくつか紹介します。

クロー、クラブ系

・エコギア チヌ職人 ミニタンク
クラブ系のワームです。
下の2色はどちらもフロート素材なので軽いオモリでゆっくりフォールさせたり、ズル引きの途中で止めても自然にアピールしてくれます。

・エコギア カサゴ職人 バグアンツ
クロー系ワームです。
同じ値段でチヌ職人よりもカサゴ職人の方が一つ多く入ってます。
こちらの2色もフロートになります。

スイミング系

・バークレイ(Berkley) パワーベイト SWエスフィッシュ 1.7インチ
強すぎないアクションが、他のワームだとアクションが強すぎて警戒されてしまっていそうなときに効果を発揮します。

・ケイテック スイングインパクトファット 3inch
SWエスフィッシュとは対照的にアクションが強いので弱いアクションのワームで反応がない時に使うといいです。

まとめ

ワームでのチニングは捕食している対象に合わせてあげないと釣るのは難しいと思います。
基本はクロー、クラブ系のワームでボトム付近を探ってみて反応なければ、スイミング系で中層を探るような感じで釣っていくといいと思います。

潮や時間でチヌも移動をしていますので、どのタイミングで釣れたのか覚えるようにしておくのもポイントです。

次回はロッドについて書こうと思います。
また足を運んでいただければ幸いです。

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