こんにちは、かぼちゃと申します。
今回は前回の釣行で使用したダブルボールベアリングの感想を詳しく書いていきたいと思います。
ダブルボールベアリングについて書いた記事も参考にしていただければ幸いです。
使用した素直な感想
スプール回転の立ち上がりが、かなり良くなったように感じました。
僕は普段Ｔ３ ＡＩＲを使用しています。
いつもＡＩＲ ＭＯＤＥのブレーキ６で投げていましたが、ダブルボールベアリングへ換装してからはＡＬＬ ＲＯＵＮＤのブレーキ８で快適にキャストでき飛距離も伸びました。
ピッチングのキャスト精度も格段に良くなりました。
低弾道で途中必要以上に浮き上がる事もなく、１０ｍ以上キャストすることができました。
正直、こんなにピッチングが投げ易くなるとは思ってもみませんでした。
心配していたバックラッシュもＡＩＲ ＭＯＤＥからＡＬＬ ＲＯＵＮＤにする事で、飛距離は今まで以上に出てバックラッシュは今まで以上にしないようになりました。
来月はＳＶ ＢＯＯＳＴ Ｇ１スプールの単品が発売になるので、このベアリングと合わせてＴ３ ＳＶに換装してキャストを試してみたいと思っています。
今Ｔ３ ＳＶにはダブルボールベアリングとＳＶ Ｇ１スプールをセットしていますが、Ｔ３ ＡＩＲには飛距離は及びませんでした。
ラインがＡＩＲ：８lb、ＳＶ：１４lbだったので単純に飛距離の比較はできてないと思いますが、ＢＯＯＳＴが発売されれば8lbを巻いて比較してみたいと思います。
Ｔ３ ＡＩＲにセットしているベアリングについて
４／１０の釣果報告の記事にてＴ３ ＡＩＲにはＫＴＦで購入したベアリングではないものをセットしていますと書きました。
Ｔ３ ＡＩＲには、自作したダブルボールベアリングをセットしています。
自作してみようと思った経緯は、ＫＴＦで購入したダブルボールベアリングを脱脂する際にあることに気付いたからです。
僕はベアリングを脱脂する際、ベアリング リフレッシュセットを使用しています。
今回も脱脂しようと思いダブルボールベアリングをベアリング リフレッシュセットにセットし上からパーツクリーナーを押し込んだんですが…
押し込んだ瞬間に「ガコン」と一段下がってしまったんです。
セットがうまく出来ていなかったのかなと思い開けてみると、ダブルボールベアリングが大小２つのベアリングに分離していました。
これって市販品でも作れるのかなって疑問に思いました。
僕は気になったことは何でも試してみたい性分なので、すぐに検索していました。
結果、内径3mm外形6mｍと内径6mm外形10ｍｍのベアリングが合いそうでした。
ここまで来ると試してみるまで、欲求は止まりません。
即購入、翌日到着したので現物確認した結果がこちら。
自作したベアリング（と言ってもベアリングにベアリングをはめ込んだだけですが…）は右のベアリングになります。
よく見ると内部のボールの色が違いますよね？
これは市販されているベアリングで、セラミック製ではないからです。
あと外径11ｍｍにするには開放型が選べなかったのでベアリングは同じもので、ＳＶ Ｇ１スプールのベアリングに付いているカラーをセットしました。
ただ、一つ懸念点があります。
市販のベアリングでこの大きさだと、ベアリングの厚みが薄いんです。
正確に測っていませんが、規格を見るとヘッジホッグスタジオから出ているHS-1030AIRは４ｍｍで今回購入したベアリングは外径10ｍｍのもので2.5ｍｍ、外径6ｍｍのもので2ｍｍになります。1.5mmから2ｍｍ薄くなります。
1.5ｍｍから２mmと聞くと誤差程度と思うかもしれませんが、4mmからの２ｍｍだと半分です。
しかも、それを２重にしているのでキャスト中にベアリングがずれるとスプールが破損します。
だからと言って、ここまで来て引き下がれません。って事で、４／１０はこのベアリングで４時間ほど投げてきました。
結果としては、フルキャスト、ピッチング共に問題なく出来ました。
今後も異常なくキャストできるかと聞かれると、何とも言えないですが…
もしこの記事を参考にされる場合は、自己責任でお願いします。
まとめ
総評として、ダブルボールベアリングというシステムは素晴らしいものだと感じました。
特に、これからのベイトフィネスの釣りには、欠かせないものになっていくと思います。
自作すれば半額以下で手に入れることができますが、何度も言いますが自己責任でお願いいたします。
では、今回はこの辺で失礼します。
また、足を運んでいただければ幸いです。
コメント