T3AIRのダブルボールベアリング脱落について

チヌについて思考錯誤

こんにちは、かぼちゃと申します。
先日の釣行でのダブルボールベアリング脱落について、分かったことを書いていきたいと思います。

1つ目の原因について

今回脱落したのはT3 AIRでした。
家に帰ってからベアリングを外し再度セットしようとした時に気付いたんですが、内外のベアリングが緩い状態でした。
これは、内側のベアリング外径と外側のベアリング内径が少しの誤差で緩くなっているのだと思いますので仕方ないと思います。

これについての対策ですが、何組か余分に購入し最良の組み合わせを探して組み込むのが一番かなと思います。
どうしても緩い組み合わせができてしまうと思いますが、サイドカップ側に組み込めば大丈夫だと思います。5/3にサイドカップ側が脱落しました。
今後の対策は検討中です。

今回はサイドカップ側のベアリングがしっかりとはまっていたので、スプール側とサイドカップ側を入れ替えてみました。

二つ目の原因について

ベアリングを組み込み直すもスプールがスムーズに回転せずすぐに止まります。
ただ、スプールの変形で本体フレームに接触しているような感じはありませんでした。
これはなかなか原因がわからなかったのですが、T3 SVにセットしているスプールと比較してみると直ぐにわかりました。

次の写真を見てください。

違いが分かりますか?
写真右のAIR用スプールのベアリングの位置がかなり手前に感じますよね。
少し前にT3 AIRでPEラインを使用したくて、SV LIGHT LTDのスプールに換装する際もAIRのベアリングに変更しないとスムーズに回転しないことがありました。

ベアリングを外して見比べてみると、T3 AIRのスプールはSVスプールよりシャフトがむき出しになっている部分が短かったです。
計測してみたところ、SVスプールのシャフト部分は約0.92mm、T3 AIRのスプールは約0.77で約1.5mmの差がありました。
その結果、ダブルボールベアリングを購入した際に付いてきたOリングをセットしているとスプールがサイドカップ側に押された状態になってしまうみたいです。

対策として、Oリングを外し組み込んでみることにしました。
そうすると次の写真のようにベアリングの位置が同じくらいになり、回転もスムーズになりました。

スプール側に緩い組み合わせのベアリングを組み込んでしまっていたので、ベアリングがOリング分ズレる事でシャフト部分の違いに気付けていなかったみたいです。

まとめ

今回は自作したダブルボールベアリングで起こった脱落について、原因と対策について書いてきました。
今のところの対策として、下記二点の対策を実施し今後の釣行で検証していきたいと思います。

  • 何組か購入し組み合わせがいいものを使用する。(要検証:サイドカップ側は比較的緩い組み合わせでも大丈夫と思われる。5/3サイドカップ側のベアリングが脱落しました。今後の対策を検討中。両サイドとも簡単には抜けない程度の組み合わせでセットするか、どちらも内側のベアリングが外側に脱落していたのでフランジ付き対策可能か)
  • T3 AIRのスプールに関しては、スプール側のOリングによるスペーサーは使用しない。

毎度のことですが、自作については自己責任でお願いします。

では、今回はこの辺で失礼します。
また、足を運んでいただければ幸いです。

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